「職場のメンタルヘルス研修」実施しました。

昨日は 官庁でのメンタルヘルス研修を行ってきました。

タイトルは

「職場のメンタルヘルス 予防、対応 日常生活でできること」
一般の職員対象で100人の方が集まってくださいました。

ストレスチェック制度も始まり 自分や職場のストレス状況への関心は深まっていますが
では、具体的に予防や早期対応はどうしたらいいのか
どこから手をつければいいのか
どんなことから始めればいいのか

そんな疑問にお答えしようと企画したのがこのテーマです。
日常の中ですぐに取り組みるような対処法をねらいとしました。
具体的な内容として
① ストレスの基本的な知識
ストレスがなぜ病気になるのか ストレスが強くなった時の心身の不調とは
② ストレスへのセルフケア マネジメント法
③ 職場のストレス対策
・コミュニケーションの大切さ
・職場での不調をうたがわれる人への気づきと声かけ
などです。
講義と実習を交えて2時間です。
午後の少し眠い時間だったので心配したのですが
前からみる限りでは眠っている方は見受けらず積極的な学びの姿勢が感じられ
ありがたかったです。

今回の研修のポイントの一つは

「日常ですぐでにも使えるもの」
「無理なく日々の生活で生かしていけるもの」
という点です。
そうしてそれにはある視点があります。

私にはたくさんのメンタル不調者のカウンセリングや
職場復帰のサポートの経験があります。
また、多くの職場の管理職の相談にものってきた経験があります。

その経験の中で二つのことを特に教えられました。
①メンタル不調は ある時、突然になるというよりも最初は小さなサインのような心身の変化があり
それは徐々に強まっていくということ

② 「日々ストレスはある」 というのを前提にして
ストレス対処法を早く身につけて使っていくことや
がんばりすぎずに休養をきちんととることの大切さ

この二つはきちんとお伝えしたいと思いました。
それは今までのクライエントさんたちから貴重な「知恵」でもあったからです。

「自分だけは大丈夫」とつい考えがちです。

確かに今まで大きな病気もしていなければ
大変でもやりがいを感じたり
自分がいなかれば他にやる人がいない
本当に業務が多くてまわっていかないほど忙しい

そんな状況では自分の心身の調子など考えるゆとりもないことも無理はないです。
でも、そんな状況で心身の疲れがましていれば
何かの兆候はでてきます。

「あの時、あの心身からのサインにきづいていれば」
そんな後悔にならないように
メンタルヘルスの知識と日頃のストレス対策を
学んでみてはいかがですか。

職場のメンタルヘルス
ストレスセルフケア
効果的なコミュニケーション「アサーション」
アンガーマネジメント
傾聴法の実習

カウンセリングオフィスサンシャインでは

こんな研修メニューをご用意しています。
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