子育ての悩み 育てにくい赤ちゃんから不登校まで 子どもはひとりひとり違う 

子育てについてのご相談は多いです。

子育ての悩みは 生まれたばかりの赤ちゃんの時から始まります。
そして大人になるまで続いていきます。

子育ては誰もが初めての体験なのに
誰にでもあてはるマニュアルがありません。
本当に赤ちゃんは個人差があります。
よく眠って、きげんがよい赤ちゃんと
夜泣きが多く、おっぱいもあまり飲まないのでぐずぐずしていることの多い赤ちゃんでは
育て方の大変さは全く違います。

そして生まれたばかりの赤ちゃんを育てるというのは
特に初めてのこどもだったとしたら
赤ちゃんの「いのち」を守ることの責任を大きく感じて更に不安になることもあります。

この感じ方にも差がでてきます。
父親である夫がどれくらい、一緒にかかわってくれるかということが大きいです。
また、実母やあるいは誰か身近なところに自分を手助けてしてくれる人がいるかどうかも関係してきたりします。
身近な人に助けてもらえる人と様々な事情で一人でがんばらなければいけないのでは大変さがちがいます。

そんな風に赤ちゃんの時から
子育ての大変差は個人差があるのです。

ご相談の中には

「私の子育てがうまくできないので こどもがかわいそう」とか
「こんなに泣くなんて、手がかかるなんて周りの人からは聞いたこともない」とか

「よその子が機嫌よく手がかからないのがうらやましい」というお話はよくおききします。
お産の様子も一人一人違いますよね。

そして 子どもが成長していきますが
周囲の子と自分のこどもが違うことが気にになったり、
自分の育て方が、うまくないのでは
という思いが、大きくなったとしてもついてくることがあります。
幼稚園、小学校となっても、
友達とうまく遊べない、行き渋りが始まったりしたら
悩んでしまいます。

さらに 大変なのは自分だけかもしれないと思うと
人には自分の大変さを言えなくなってきた

という事もおこってきます。

ここでお伝えしたいのは
こどもはひとりひとり違うのです。
こどもの個性があります。
その個性が、時には育てにくさとなっていくことがあります。
でも、その個性そのものは お子さんのせいでもはないし、
お母様のせいではないのです。

逆にそのこどもの個性ゆえにずっとがんばっている自分を
ねぎらってほしいと思います。
本当にがんばっているのです。

子育てはその大変さや努力が、それにみあった結果としては、でてこないことも多いのです。
学生の時の勉強や、仕事の時は努力は結果としてでてくることが多いというのに。
しかし、その大変な努力をしていることをどうぞご自分では受け止めて
認めてねぎらってあげてください。

できれば 周囲にこの大変さをわかってくれる人をみつけましょう。

周囲のヘルプがすぐに得られないようなら 行政の子育て支援もあります
専門家のよるサポートやアドバイスがうけられると別の方法もみつかるかもしれません。

お母さんが ほっとできること
落ち着くことができることが何より大事です。
ひとりで抱えていてはさらに疲れをためしてまいます。

ほんの少しでもよいので おいしいお茶を入れたり、音楽を聴いたり ゆっくりストレッチをすることでもほっとできます。

お母さんが一息いれて落ち着くためにできることみつけましょう。

また、こどもが大きくなってから、何かの問題行動がでて自分の育て方が悪かったからと悩むこともあると思いますが
こどもの問題行動の原因は、色々なことが重なっていることがほとんどです。

その時はどの親も精一杯できることをしていたのですから、どうぞ自分だけが悪いんだとは思わないでください。
今、できること、これからできることを考えていきましょう。
不登校や教室に入れないお子さんについては
お母さまがカウンセリングを受けることで落ち着くことができてよい流れに向かわれたケースが多いです。

必要ならカウンセリングもご利用ください。
千葉の相談室はお子様連れも大丈夫です。
また、スカイプやボイスマルシェの電話カウンセリングならご自宅にいて、空いた時間に自宅でカウンセリングをうけることができます。

アンガーマネジメントのイメージ画像