職場のストレスからのうつ状態

長い間、特に健康について意識してこなかったという人も多いと思います。

風邪をひいたり腰痛になったりちょっとした不調はあったとしても

疲れがたまっても、たまに2,3日休むくらいですんだという人も多いと思います。

うつ病という言葉は知っているけれど、それは自分ごととしては思えなかったという人も多いでしょう。

これは、私が 働く人のメンタルヘルスカウンセリングでお会いしてきた人たちから聞いてきました。

だから

人手が減って仕事量が大幅に増えて残業、土日出勤続いている

自分の経験のない部署に配属になったが、引継ぎもなく教えてくれる人もない状態で途方くれた状態が続いている

仕事の成果がだせず厳しい上司から、全員の前で叱責されてしまた

クレーマーの多い職場で対応をしなければならない。怒りの激しい人がいて電話をとるのが怖い。

こんなことがあっても、これが心や身体の健康をそこねるとはそこまでは思えない場合も多いようです。

でも、こんな日が続くと私たちの心や身体はだんだん疲れをためこんでいきます。

「大変だあ、なんとかして!」と悲鳴をあげだします。

・夜、ふとんにはいってもなかなかねつけない。体は疲れているのに。

 ようやく寝ついても、いやな夢をみて起きてしまったり、眠りが浅い気がする。

 朝、はやく目がさめてしまう。もっと寝ていてもいいのにもう眠れない。

・頭が回らない感じがする。自分で決断することができなくなってきた。

 新しい企画ができない。長い時間机にすわっていても少しも仕事がすすんでいない。

 それなのに ひどく疲れてしまう。

・食欲がなくなってきた。食事をするのがおっくう。あるいは、義務としてしかたなく食べている感じがする。

。朝、起きるのがつらい。

。わけもなく涙がでてくる。

・自分が能力がないから仕事がすすままない。将来もきっと良いことがない。

・肩がこる。首が固まる。腰が痛い。

・テレビの番組が楽しめない。なんだかうるさく感じる。

書いていてつらくなってきました。

これはどれも実際におきていることなのです。

いつもは、こんなことはない。それは、多少のおちこみやくよくよはあるけれど

今まで経験したよりも強くて、長く続くものです。

これは、職場の強いストレスから心と身体の不調がおきているというサインなのです。

心の健康問題になってきいるのです。

ストレスそのものは、誰でもうけるので問題ではありません。

でも、強すぎるストレスや長く続くストレスは以上のような心身の不調をひきおこします。

こういうことが起きたら 職場のストレスが自分の健康をそこなっていくと思った方がよいでしょう。

では、どうすればいいのか

・働き方を変えていく。残業を切り上げて早く帰る。

・困っていることを信頼できる人に相談する。

・時間を長くする。

・とにかく少しゆっくりする。休日はのんびりすごす

・心療内科を受診する。

・社内外の相談窓口、カウンセラーに相談する。

などなど色々あります。
しかし心身ともに疲れている時に

自分で自分の調子を判断して、どうすればいいか自覚的に考えるのはとても大変なこともあります。

私のところにカウンセリングを受けてにきてくださる方たちの中には

こういう状態の方たちも多くいらっししゃいます。

 

カウンセリングでは、まず丁寧にお話をうかがいます。

それだけでも気持ちが落ち着きますが
それとともに自分に何が起きているかをカウンセラーと落ち着いて確認していくことができます。

・今の不調が、健康問題にかかわっていることなのか

・どんなストレスが影響しているか

・これからできることはどんなことが考えられるか

・まだ、受診していないが、医者にいった方がよいかまよっている

一人では、自分におきていることを理解できないことも多いのです。

身近な相談窓口があればそれを利用してくださいね。

適当な相談場所がなくて

カウンセリングを利用してみたい方はカウンセリングオフィスサンシャインのカウンセリングをお気軽にご利用ください。

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職場の悩みについては こちらの記事もご参考にしてください。 こちら

 

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