こどもに怒りがとまらない時① 子育ての悩み

子供におだやかにやしさしくしてあげられる親でいたいのに 気づいたら、いつも怒ってばかりになっている。 怒りかたも段々エスカレートして感情的になってしまっている。 ところが、そんなに怒っても、子供はいうことをきかない。 ふてくされたり、泣き出したりはするけれど かんじんの怒ったことが伝わらない。 また同じことを繰り返すので また、怒ってしまう。すぐに怒りのスイッチがはいってしまう。 怒っている自分も気分が悪い。 そんなことが繰りかえされているとしたら、親にも子供もストレスがたまりつらいですよね。 どうしたらいいでしょうか。 色々な対処法が考えられますが まずは、「今までうまくいかなかったやり方は見直してみる」ということを おさえてみましょう。 うまくいかない時にその方法を強めていこうと考えがちです。 でも、今までも一生懸命がんばってきたのではないですか。 そこまでがんばってきたのだから、その方法が役にたつなら、少しでも成果はあがってくるはずです。やってもやってもうまくいかないなら、一度そのやり方を手放してみませんか。 「強く怒って、子供の問題...
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はりきってはいても学校の新年度は疲れます 

今年は桜が本当にきれいでした。 そしてそろそろ入学式のシーズンです。 ピカピカのランドセルの小学一年生を始め、進級や進学の季節になりました。 はりきって毎日元気に通学している子供が多いと思いますが 中には、しばらくするとおなかが痛いとか頭が痛いとか朝、ぐずる子もでてきます。 これは無理もないことです。 入学進級は、大きな変化の季節です。新しい環境の始まりなのです。 新しい学校、新しい教室、新しい先生、新しい友達、新しい学習。 全てが新しいことです。 まちのぞんていて、はりきっていても、新しい環境になじむにはかなりエネルギーがいります。 知らず知らずのうちに、疲れをためてしまいます。 「変化」はストレスの大きな原因といわれています。 楽しみにしていた新年度で、がんばっているのに なんだか、段々元気がなくなる。 朝、起きれない。おなかが痛い、頭が痛い、ない、などの不調としてあらわれることもあります。 身体が発するサインなのです。 疲れたからちょっと休みたい、テンポをおとしたいということを伝えているのです。 でも、こども自身にもそんなことはわからないし、...
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こどもの問題に悩む親が落ちつくためのカウンセリング

こどものことでは、思いもかけないことが 起きることがあります。 こどもがいじめにあっていたことがわかる。 こどもが周囲の子とトラブルになりけがをさせてしまった。 先生が怖いといいだしたり ・・・・・ 朝になったら体調が悪いといっておきてこれなくなった 転校や、離婚などでこどもの環境が変わってそれになじめないでいる。 その他にもいろいろなことが それまで元気に学校に通っていて 友だちともうまくいっていたと思っていたのに なんでこんなことになったんだろう。 自分の育て方が悪かったのだろうか。 この子の将来は大丈夫だろうか。 こんな話は誰に話せばわかってくれるのだろか。 悲観的な思いが次々とわいてくることもあると思います。 こどもに問いただしたり、注意したり、なだめたり 色々やってはみるけれど こどもも興奮していたり、沈んでいたりしている。 親の思いや言葉がとどかなかったり さらにこどもの言葉にかっとしたりして我をわすれたり いやな気持ちになる。 こういうことは本当に無理のないことです。 答えのないこどもの問題ほど親を悲しま...
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カウンセリングのようなほっとする場所が大人にこそ大切

近くのショッピングモールに行ったら 鹿児島フェアやっていました。 そこに、気軽に鹿児島茶とお菓子をいただけるお茶屋が開いてました。   鹿児島の高級茶の涌水茶と いくつもの種類から鹿児島のお菓子が選べてゆっくりとすわって味わえます。 しかもお茶インストラクターのスタッフが丁寧に説明したり会話しなからお茶を入れてくれます。 一煎めはスタッフが美味しく入れてくれて ごゆっくりという言葉と共に 後はたっぷりお湯の入ったポットを置いていってくれます。 買い物客が入れ替わり立ち替わり立ち寄る人が多いのですが 中でも、小さい子をつれた 親子づれがめだちました。 お父さんもお母さんもお茶を飲んでいる時に ほっと一息ついているのがよくわかりました。 表情が違います。力が抜けていて あ、ゆるんでいるんだなあとわかりました。 お茶をのんだだけで緊張がとれ行く様子を感じました。 それだけ仕事に子育てに忙しい日常を送っているのではと 想像力がはたらきます。 ...
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怒りの下には悲しみがある アンガーマネジメント入門講座

お母さんがとても怒りが強くて困っているというご相談は多いです。 でも、お話を聞いていくと怒りの下にはこどものことで真剣に悩んでいることが伝わってきます。 しっかりとお話を受け止めて、深いところをさぐっていくと こどもについての心配や不安の感情があらわれてきます。 「こんなことで、こどもはこの先大丈夫だろうか」 「周りの人に迷惑をかけてしまう」 「私の育て方がまちがっていたのか」 そういうお話をしてくださるようになると 感情的な怒りではない繊細なこころの部分が表現されるようになります。 アンガーマネジメントでは「怒り」を二次感情ととらえています。 いきなり、「怒り」が発生するのではなくて 「怒り」がわき上がる前には 「悲しさ」「さみしさ」「むなしさ」「心配」「疲れ」などの一次感情があって それらの感情が積み重なってあふれた時に「怒り」があらわれてくるといいう考えです。 自分の「怒り」を感じた時に自分の「怒り」の下にある感情に気づいてみる そして、まずそこにある「一次感情」に気づき受け入れ、ケアをする。 それで「怒り」をわきあがらせるのを防ぐことができる...
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子育て中の悩みのカウンセリング

ママ友とのつきあいに悩んでの相談も多いです。 中には、まだ、実際に付き合う前から 子供が生まれてすぐに、心配になる方も おいでです。 たしかにママ友とのおつきあいって今まで体験したことのない交友関係なので 心配になるのも無理はないです。 また、ここをうまくやらないと 子供にも影響がでると思うと むつかしいですよね。 そんなお気持ちには共感させていただきながらも 私がいつも、お伝えしていることが あります。 それは ママ友は特別な人間関係どということです。 ひとつは、ママ友は、子供が小学生に入学すると 離れる関係です。 子供とセットで行動することは 入学すると激減します。 子供は自分で友だちを作ります。 もうひとつは、ママ友はママが選んだ友だちでは ないのです。 だから時には、相性か悪かったりもします。 いいんです。 ママ友って、一つの役割です。 だから頑張らない。 期間限定の役割だから 無理しないでいいんです。 できる範囲で 無理しないで うまくいかないことも 自分を責めずに いきましょう。 自分...
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新学期を前の不安   子育て・学校・不登校

新学期が近づいていますね 友達や先生に早く会いたい、学校生活が楽しみというお子さんもいるでしょう。 でも、夏休みの間は 自由な生活でほっとできて 旅行や、帰省で充実していたけれど 新学期が始まることを思うとちょっと元気がなくなる なんだか不安になってしまう というお子さんもいると思います。 普段の学校生活と夏休みの生活との間にギャップがあるほど そんな思いが強くなるかもしれません。 それは無理のないことなのです。 自由で楽しかった体験が大事にして (エネルギーはたまったかな) でも、学校での落ち着いた生活も大切です。 それには 学校生活の時間に生活を徐々に合わせていくこと 朝起きる時間、夜寝る時間はもどっていますか。 そして、夏休みの体験(どこかに出かけたことだけではなく 家で、ごろごろしていたことも)を いい時間だったねと受け止めてゆっくりと区切っていきましょう。 そうはいっても、 新学期、朝、おなかがいたくなったりすることはあると思います。 ああ、頭は新学期とわかっていても 身体はついていけないんだなあ 大丈夫、少し...
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子育ての悩み 子育ては親の努力と比例しないもの

子育て・子育ち・不登校のイメージ写真
子育ての悩みを抱えるお母様(そして時にお父様)とお会いすることが 多いです。 学校へのいきしぶり 友達とうまく遊べない すぐに怒りだす etc. 私のところにおいでになる時に は 母様にお疲れの様子がみられることも多いです。 悩んで、一生懸命 親としてがんばってやってきたのに うまくいかない。 何がまちがっているのだろうか。 私の努力がたりないのだろうか これからのことが心配。 そんな気持ちでおいでになるお母様に、お伝えしているのが 「子育ては親の努力と比例するものではないと思います」という一言です。 こどものことで悩んでいる親は、もう充分悩んで努力しているのです。 まわりを見れば、特に問題なく、育てやすそうなお子さんもいるかもしれませんが その親たちと、努力の量がたりないわけではないのです。 そういう意味で、子育ては、いわゆる成果のでる「お仕事」とは 次元が違うものと思っています。 この言葉は、実は私の子育ての苦労から生まれた言葉です。 私も子育てがうまくいかない時には、母親である自分ばかりを責める時がありました。 もちろん、...
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