企業・団体向け研修

企業向けアサーション、アンガーマネジメント、メンタルヘルス研修講師 美野直子当カウンセリングルームの代表・美野直子は、シニア産業カウンセラーでもあり、企業、団体での100回以上の研修講師を行ってきました。研修実績はこちらから

職場のメンタルヘルス対策としてご活用いただいています。

料金・時間・内容についてはご相談ください。
また、下記の項目を組み合わせることも可能です。

(※ 現在、企業・団体向け研修は行っておりません)

 

研修メニューについて

1.アサーション(アサーティブネス)

職場で強いストレスを感じている人は約60パーセント、その中で一番の悩みは職場の人間関係といわれています。その背景には職場の人間関係が多く変化して来た事があげられています。
・多様な働き方、価値観の人と仕事をする
・業務量の増大、責任、負担の増加
・孤立化・コミュニケーション不足等
それらによるコミュニケーション不全からの職場環境悪化、メンタル不調予防に、「アサーション」を学んでコミュニケーションのスキルアップを図りませんか。アサーション(アサーティブネス)とは「相手も自分も大切にしながら、自分の気持ちや意見を率直に伝えて問題解決をはかっていく方法」です。

アサーションを使うことにより期待される効果としては

  • 「言いたいことがわかってもらえない」等の問題が減り1対1の対話スキルが向上し、ストレスが減る
  • ハラスメントになることがなく部下に注意、指導ができる
  • ひとりで抱えこまないで早めに問題解決ができます

があります。研修では、講義、話し合い、ワーク、ロールプレイを組み合わせて、無理なくアサーションという対話の方法を学んでいく事ができます。

看護、介護職への研修について ブログ

2.アンガー・マネジメント

アンガーマネジメントとは、「怒りの感情にふりまわされず上手にコントロールする方法」です。パワハラ防止にも有効です。
パワハラの相談が増加しています。パワハラは当事者を苦しめると同時に、周囲の人にも強い影響を与えます。職場に緊張感、不快感をもたらし、緊張感、不快感が職場環境を悪化させます。メンタル不調者を生み、生産性も下がります。
パワハラの主な原因は「上司の強すぎる怒りやイライラ」にあるといわれています。
アンガーマネジメントでは、怒りそのものを悪いものは考えません。人間にとって自然な感情です。しかし、怒りに振りまわされて相手や自分に害をおよぼすような「怒り方」は問題と考えます。アンガーマネジメントで「後悔しない怒りとのつき合い方」を身につける事はできます。

  • 怒りの性質を知る
  • 怒りを感じた時にどう対処するか
  • 怒りにくい自分になるには
  • 怒りにふりまわされない伝え方とは

などを学ぶことができます。

アンガーマネジメントは対人関係のストレスを減らすので、上司だけではなく、全ての方が対象になりますが、パワハラ防止を目的とする時には「パワハラについての講習」も併せて行うこともできます。

3.傾聴を学ぶ(体験学習)

相手の立場にそって気持ちをうけとめるように話を聞く「傾聴」は、職場のストレス対策としてのコミュニケーション研修としてご利用いただけます。職場に必要なコミュニケーション「傾聴」とは相手の立場を尊重して共感しながら話を聴くことです。職場環境改善につながります。上司が傾聴を身につける事により、部下のメンタル不調の予防、早期発見、早期対応に役にたちます。

実際に明日から使えるような、とりくみやすい形での実習です。互いに聞き合うという実習体験で「効果を実感できる」という感想もいただいています。職場だけでなく家庭の人間関係が良好になるなど個人にとってもプラスになると好評です。

4.職場のメンタルヘルス

ストレスチェック制度も始まりました。職場のメンタルヘルス対策としてご活用いただける内容です。

  • 職場のメンタルヘルスの現状、おきている問題点。メンタル不調の予防。
  • 早期発見、対応のポイント  「自分、職場の人、部下」それぞれの立場で活用できます。
  • 管理監督者の役割とは  何に気づいて、どう声かけるか具体的なポイントをお伝えします。

5.ストレスセルフケア

ストレスからくる不調におちいらない為は日ごろのセルフケアが重要です。

主な項目

  • ストレスへの知識をもつ(ストレスから何故、病気になるのか。
  • ストレスからくる不調に早めに気づき対応する。
  • 日々のストレスとのつきあい方
  • リラクゼーションの実習
  • 人間関係のストレス改善の為に(アサーション、アンガーマネジメントの紹介)

6.復職支援

うつ病等のメンタル疾患による休職は長期にわたることがまれではありません。職場での職場復帰支援は、休職に入った時から、段階をおって行われます。個別性がありますが、復帰をめざす人が今、復職の流れのどの位置にいるかを知り、見通しを持つ今、何をすればいいのかがわかります。
10年の復職支援の経験から具体的な対処方法についてお話します。