喪失から希望への映画か「ハナレイベイ」をみて

私のことを知ってもらいたく少し、自分の関心のあることを書いています。 映画の感想もそのひとつです。 私の人生の一部は映画です。 カウンセラーの仕事をしていますが 映画はカウンセラーとしての私に大切なことを与えてくれます。 映画は私の体験することのない人生をみせてくれます。 そして、良い映画は共通してこころの深いところをゆさぶります。 村上春樹原作の映画「ハナレイベイ」観てきました。 原作は東京奇譚集という短編集でもうはるか昔に読んだのですが、他の短編の記憶は全くないのに、この 「ハナレイベイ」だけは、ストーリーもハワイのノースショアの風景もはっきりと覚えていました。 私の心に焼きついていたようです。 不思議な、そして哀しく美しい話です。 ハナレイベイという映画の新作の題名を聞いて 本当に、びっくりしました。 あの世界があのハワイの海岸と大波を 映像で見ることが できるのだと。でも、期待とともに 原作のよさが損なわれてしまうのではという不安もありました。 でも、映画は映画の世界でハナレベイを 描いてくれましま。 (以下、多少のネ...
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映画から学んだこと

私が日々の暮らしのことや感じたことについても少しお伝えします。 私もクライエント体験がありますから、 初めて、カウンセリングにいく時には カウンセラーがどういう人だろうかと不安になる気持ちがわかります。 カウンセラーの美野直子という人間について、少し知っていただけるように 私の日頃の暮らしのこと、感じたこともこれから少しづつお伝えします。 今日は映画の話です。 私の一部は映画でできていると思うくらい映画が好きです。 一人の人生は1回きりで自分の人生で経験できることは残念ながら限られています。 自分の現実世界での体験は、幅が狭かったりします。 それで、映画なんです。 映画の物語、登場人物の生き方は自分では経験していない もう一つの世界を味わせてくれます。 たとえば 昨日みてきた映画は ピアニストのフジコヘミングの記録映画 「ブジコヘミングの時間」をみてきました。 今日はその映画について書いてみます。 フジコヘミングは ピアニストとしてのきらめく才能、可能性がありながら、 戦争や国籍のないことや 病気で耳が聞こえなくなったりしたことで...
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