プロセスワークについて
プロセスワークはユング派の分析家だったアーノルドミンデルが創始した心理学のアプローチです。ユング心理学、トランスパーソナル心理学、シャーマニズム、老荘思想などの流れをふまえています。プロセスワークは直接体験して雰囲気を感じないとわかりづらいといわれています。ここではプロセスワークについて、私のとらえていることをお伝えします。私はプロセスワークを学びつつ実践しています。
プロセスワークとは
「おこっていることをそのことに意味がある。おこっているすべて大切にしてそのプロセスを全うさせることにより、その人が本来、その人らしく生きる流れをとりもどしていくことの心理的サポート」です。
一見、症状や問題と見えることの中にもあなたが豊かに生きることへのヒントがあると考えます。その場合、言葉のやりとりはもちろんですが、身体の感覚や動きも大切にしてそのおきていることを深めていったりします。夢や夢のような世界も大切にしていきます。そのプロセスの中で今の自分に必要なメッセージやヒントをうけとっていきます。自分には遠いと思っていた世界や自覚しづらかった自分の一部とも仲よくする事で新しい自分に出会っていくこともあります。生きづらさや、悩み、弱さも排除したり否定するのではなく、そのことを大切にしてはぐくんでいくと、新しいプロセスが生まれてくる可能性があると考えます。
自分が気づいている自分(1次プロセス)だけではない、まだ自分が気づいていない自分とであっていくことをサポートしています。
たとえば、上司からの強い叱責にあって自分は被害者だ、力がないと自覚しているとします。
ワークをとおして、相手の強さだと思っていたパワーが、自分の中にもあったことに気づく事ができた時、そのパワーを自覚して上手に使うことができるようになりより自分の能力をいかすことができたりします。 このあたりは日本の合気道とも似ているようです。
具体的な問題解決でもいいし自分の生き方を考えたり、自分の可能性をひろげたいと思っている方にも向いていると思います。
夢も大切にしています。(夢をシンボルとしてとらえる夢分析とは違いますが)夢からメッセージうエネルギーを受けとっていく夢のワークを行います。
夢や夢のような目にみえない世界を大切にしたい方にも向いていると思います。
興味をもたれたら、個人セッションを受けてみてください。
私の実感では1回でも効果を実感できる方が多いように思えます。
その際は、お申しこみの時でもセッション開始時でも「プロセスワークでのセッションを希望」
とお伝えください。
私とプロセスワークの関わり
私がプロセスワークに出会ってから10年以上たちます。
- 毎年、あるいは隔年、5月の連休に実施されるミンデル博士夫妻のセミナー、スーパービジョンに連続して参加しています。
- 認定プロセスワーカーによる個人セッションを継続して受けています。個人セッションでは個人のワーク、そしてスーパービジョンも続けてきました。
- 日本プロセスワークセンターの正規の学生として学び実践コース(フエィズ1)を修了してプロセスワークプラクティショナーの資格を得ています。 学びを深めながら実践している日々です。
私がプロセスワークにひかれ、実践にとりいれている理由としては
①プロセスワークは幅広い応用領域があります。身体症状、人間関係、アディクションなどの変性意識状態、など個人の問題から
家族、グループ、組織。そして社会の問題と個人の問題との関連もとり扱います。幅広い分野で活動してきた自分の関心と重なる部分も大きく、またどの分野でも活用が可能だと思えます。
②実際に実践してみて、有効だと実感できています。自分のセッションでワークをどんどん取り入れるという事はしていませんが
「おきていることに気づき大切に深めていく。」「今までの生き方、あり方も必要だったということで尊重していく」「症状や問題から、今、必要なメッセージをうけとっていく」という視点を大切にしてきました。
そのことを取り入れることができてうまく生かされたと思う時には、クライエント(相談者)の方から「運がどんどん開けていく」「自分が別の自分になったみたい。こんな可能性があったなんて」あるいは「今の自分を大事にできるようになった」「過去のつらかった出来事が気にならない、別の意味に思えている」という感想をいただくこともありました。
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