キャリア教育でストレスマネジメント、アサーティブの授業

福祉、保育の学生への「アサーティブネス」「ストレスマネジメント」の授業実施しました。 12月は二週間にわたって、児童教育の学生対象の授業をさせてもらいました。 将来は福祉や保育、教育の仕事にたずさわる意欲にあふれた若い学生さんが対象です。 キャリアデザインというコースの中で 「アサーティブ」と「メンタルヘルス」の講座を うけもちました。 100人くらいが大教室に集まってくれました。 将来、保育や福祉、教育の分野では大変やりがいのある社会的にも大切な仕事ですが 同時に、その仕事に特有のストレスもあります。 残念ながら李離職率も高いようです。 せっかくがんばって希望をもって就職された後に 健康で、やりがいをもって働き続けることができるために役にたつような ストレスやコミュニケーションの知識やスキルを学んでもらうことが目的でした。 普段は社会人対象の研修がほとんどで、最初は、ちょっと緊張しましたが 講義が始まるといつもの私のペースになりました。 今回はワークしてもらうのは難しかったけれど、伝えたいことは 沢山ありました。どういう状況で役に立つかが見えていたのて...
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ストレスチェック実施者になりました

本日、公認心理師協会主催の「ストレスチェック実施者研修に参加して ストレスチェック実施者になりました。 ストレスチェック制度とは 労働安全衛生法のより定められた 労働者の心の健康増進、疾病予防のためにおこなうものです。 定期的に労働者のストレス状況について検査して 自らのストレス状況について気づきを促しメンタル不調のリスクを減らしていくことをねらいとしています。 ストレスチェック実施者とは医師、保健師、看護師、精神保健福祉士等の資格保持者がなります。 公認心理師も国家資格なので、講習を受けて実施者になれます。 ストレスチェック実施者は 本日、その講師をうけて実施者になることができました。 私は公認心理師ですがシニア産業カウンセラーとしても 産業保健の分野でも長く仕事を続けています。 およそ10年にわたって働く人のこころの健康を三つの次元でかかわってきました。 一次予防「健康な人がより健康でいられるように 病気にはいたらないように」というねらいでの社員や管理職への研修 健康診断時の問診で気になる方への相談 二次予防 「早期発見、早期対...
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「職場のメンタルヘルス研修」実施しました。

昨日は 官庁でのメンタルヘルス研修を行ってきました。 タイトルは 「職場のメンタルヘルス 予防、対応 日常生活でできること」 一般の職員対象で100人の方が集まってくださいました。 ストレスチェック制度も始まり 自分や職場のストレス状況への関心は深まっていますが では、具体的に予防や早期対応はどうしたらいいのか どこから手をつければいいのか どんなことから始めればいいのか そんな疑問にお答えしようと企画したのがこのテーマです。 日常の中ですぐに取り組みるような対処法をねらいとしました。 具体的な内容として ① ストレスの基本的な知識 ストレスがなぜ病気になるのか ストレスが強くなった時の心身の不調とは ② ストレスへのセルフケア マネジメント法 ③ 職場のストレス対策 ・コミュニケーションの大切さ ・職場での不調をうたがわれる人への気づきと声かけ などです。 講義と実習を交えて2時間です。 午後の少し眠い時間だったので心配したのですが 前からみる限りでは眠っている方は見受けらず積極的な学びの姿勢が感じられ ありがたかったです。 ...
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新年度 疲れに気づいていますか 職場

新年度が始まりました。 入社、異動と人事の動きが大きい時期です。 長い間、働く人のこころの健康相談をしていますが 4月、5月が相談数のトップを占めています。 それは、やはり職場が変わる、仕事が変わるという環境の変化が ストレス 疲れという形で現れ心身の不調をまねくからです。 まず、新入社員はもちろん学生から社会人に変わるという環境の激変にあいます。 生活リズムから変化する人も多いと思います。 なれない通勤、なれない場所、なれない人間関係、なれない仕事、そしてなれない慣習。 ある方がほとんど「異文化体験でした」といっていましたが そんな感じ方を持つ人もいると思います。 それでも、未来への希望のあるスタートです。 がんばろうというパワーもあります。 最初は大変に感じても 時間がたてば、環境の変化についてはだんだんなじんでくるものです。 これは新入社員だけではありません。 異動で新しい環境に入られた方、全てに多かれ少なかれいえることです。 でも、ポイントは 最初は環境の変化は心身を疲れさすということ。 慣れるには 時間の助けが必要ということです。 ...
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限界を知ってメンタル不調を予防するカウンセリング

仕事などで高い目標をかかげてその目標にむけてがんばることがあります。 自分でチャレンジする時もあるし 職場で求められることもあります。 一緒にスタートした人もいて その人は経験もあるのか、才能があるのか どんどん活躍しはじめます。 あこがれがわいてきます。 みんなに評価されているようです。 地位や収入もあがってきて あせりを感じ始めます。 私なんてどうせだめと 自信をなくしたりもします。 それでも、負けない! と更に 自分もがんばることもあるでしょう。 もちろん、それがモチベーションになって 努力するのをすばらしいです。 パワーがあってそれで結果がついてくればいいですね。 でも、努力してもがんばっても とても追いつけない 成果がでないこともあります。 むしろ人一倍努力して、睡眠もけずり 勉強もして、いろいろお金もかけて 遊びの誘いを断るなど不義理をして それでも結果がでない! そんな流れもあります。 そのうち、自分が興奮気味で、眠りも浅くなって、余裕がないことにも気づいたとしたら そこまできたら立ち止まりましょう。 ...
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