メンタルヘルス対策としての職場のストレスチェックの結果が気になって
カウンセリングを受けにこられる場合もあります。
職場で受けるのにはちょっとためらいがあってと
職場外でのカウンセリングを受けに来らるようです。
そして
「自分はそれほどストレスはたまっていないと思ったのだが」
チェックしてみると高ストレスだったから来たけれど
ふにおちていないと、開口一番いわれることもあります。
でも、何かご自分の気になることは、どんなことでもとお聞きすると
必ず 「実は職場の人間関係が・・・」とか
「身体がかなり不調で困っている・・・」とか
「家族のことでいろいろと・・・」
と色々話していただけます。
それは
「この場は話が外にでることはなく
カウンセラーがあなたの気持ちを丸ごとうけとめてお話をお聞きする場」
なんだということが理解できて
ここで話すことは安心だとわかるからなのです。
そうすると通常は一人でためこんでいたつらさや悩みが
ジャッジされないことで、あふれてくるようです。
一人で抱えていたのには
「こんなこと誰にもいえない」とか
「私があまえているのです」とか
「話してもどうにもならない」とか
それなりの理由があるのですが
その「話さない」というハードルを一歩こえて
ためこんでいた思いを話しはじめると
話はどんどんでてくる。
自分自身が
実は大変だったんだということがわかってくる。
そうなれば、もうストレス対処の一歩を踏みだしています。
自分一人でかかえず人に支援を求める
カウンセリングという支援では 最初のステップとして
ていねいにあなたの胸のモヤモヤを言葉にするのを助けていきます。
「こんなに胸の中にたまっていたものがあった」
そのたまっていたものを胸の内から外にだしてあげる。
すっきりもするし外からながめることもできますね。
それができれば
それぞれのストレスにあった対処法を更に一緒に考えて
具体的なことまでお伝えすることもします。
ストレスが高いということに気づかせられた今は
チャンスです。
ピンチをチャンスにしていきましょう。