スクールカウンセラーとして
また、カウンセリングオフィスでの相談をとおして
学校へのいきしぶり、不登校、いじめ、友人関係がうまくいかないなど
悩みをかかえたこどもたちとかかわってきました。
いろいろな背景や状況があります。
全く学校にいかなくなったり
ともだちとのトラブルがたえなかったり
いじめの影響で心身が不調になったり
家庭の状況での困難があったり
本当に大変だなあと思うことも多いです。
いろいろなかかわりかたをカウンセラーとしてしていきます。
こどもの気持ちを落ち着かせる
トラウマをかかえているこどもにはじっくりとよりそいながら
その影響からの回復をはかる
安心で安定できる人間関係を経験していく
自分を表現する遊びや創作をおこなう 等々です
そして
大事にしているのは
「こどもたちは成長している存在だ」ということです。
こどもたちの問題と思われる行動も
その状況の中でこどもたちが発するSOSのサインなのではと思ことがしばしばです。
あそこで、SOSを発することができてよかったということもしばしばです。
こどもたちが、今の状況ではもうやっていけないということを
問題といわれる行動で表現しているようにもとることができます。
そこで、一度たちどまって
こころの回復を行うことにより
こどもたちは、安心して成長を続けていけるのではと感じています。
というのはまさに私の実感です。
あれほどの状況になってしまった
一体どうなってしまうのでろうかと周囲の大人は心配していたのに
「あれは、同じこども?」
と思ってしまうほど、元気に学校生活を送ったり
むしろ、楽しく活躍したり
学校にいかなくても、自分らしくいきいきと暮らし、自分の夢を実現していくこどもたちを
たくさん、みてきたことからそう思えます。
その当時はもちろん
本当に大変にみえました。
でも、こどもたちの回復の力、成長の力に信頼をおくことができれば
今のこどもの苦しみも、次に向かうためのステップにつながっているととらえることができます。
そう、周囲の大人が思うことができると
大人が落ち着くことができます。
大切なのは、この周囲のこどもにとって大切な大人が落ち着くことなのです。
親をはじめとする周囲の大人が落ち着くことができると
こども自身が自分の混乱から落ち着くことを始めます。
そして逆説的ですが
こどもが落ち着くことができると大人はさらに落ち着いてきます。
そうなるとこどもの回復にむかう力はさらに早まっていくように思えます。
こどもを信じて
じっくりと寄りそっていければこどもの回復力は大人よりはずっとすばらしいと
思います。
親が落ち着くためのこころの整理をしていきたい
こどもにどう対応していけばいいのか
一人ではむつかしいが身近に適当な相談できる専門家がいない
そんな時にはカウンセリングオフィスサンシャインにお気軽にご相談ください。
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