スクールカウンセリングをしています。
悩みや問題を抱えている児童や保護者の方のカウンセリングをしています。
予約をとってのカウンセリングとは別に
休み時間にはこどもたちが自由に相談室利用できるようにしています。
こどもたちが自分でかけこんでくることも多いです。
誰かにいわれたのではなくて
自発的に誰かに相談してみようと思ってきてくれるのですが
これは、とてもいいことだと思います。
「相談できる人や場所を知っている」ことや
「困った時には自分たちだけでかかえないで相談していい」と思えることは大切な力です。
こどもの時からそういう力をつけていけば
大きくなってからも困った時に誰かに(家族や友人であったり、そして専門家に
相談して解決していくことができるようになります。
ということで
限られた時間になりますが
訪れたこどもたちの力になれるように日々、がんばっています。
どんな風に対応するのか少しだけ書いてみますね。
特定の事例ではなくて
こんな風な流れですというイメージですが
こどもたちが来てくれた時に一番にしているのは
まず、相談にきてくれたことをねぎらいます。
先生や親にいわれたのではなくて自分からきてくれたこと
これは、とても勇気が必要なことだったと思います。
そのことをねぎらいます。
そして まずはじっくりと話をききます。
ゆっくりとその子供のは話す言葉をその気持ちによりそいながら聞きます。
こどもによっては自分からどんどん話すこともいるけれど
話すことがまとまらなかったり、緊張している子もいます。
そんな時には、ちょっと深呼吸してリラックスしてもらったり
話がしややすいように話をひろげていく質問したり、
話したことがいいたいこととあっているか
要約したりすることもあります。
そして、悔しがっている子には「悔しいね」
怒っている子には「怒っているんだね。」
寂しがっている子には「さみしいね」
うれしい気持ちには「うれしかったんだ!」
とその子の気持ちに共感してそれを言葉にして伝えます。
休み時間の相談なので、本当に短い時間です。
でも、長さではなくてじっくりとひとり、ひとりによりそい
「話を聞かせて、大切に聴くよ」という態度を大事にしています。
そうすると、短い時間でもほとんどの子供が
「あーあ、すっきりした」といって
ほっとした顔をしてくれるのです。
自分の気もちきちんときいてもらうだけで
心のモヤモヤを聞いてもらうことだけで
かなりのこどもは落ち着き元気になります。
あとは、その悩みについて少しアドバイスすることもありますが
それすら必要ない子も多いです。
話を聞いてもらったことで
心の中が落ち着き、その子の本来もっている力が顔をだしてきます。
あるいは、問題と思っていたことがトーンダウンすることもあります。
解決にむけて行動できるようになったりします。
じっくりと子供によりそうことがポイントです。
お母さんやお父さんも
本当に短い時間でもよいので子供の話をじっくりと聞く時間をとってみるのはおすすめです。
用事をしながらではなくて手をとめて
おやつを食べたりお茶をのんだりくつろいだ雰囲気(話やすい雰囲気)を作るのもいいようです。
これはもちろん、大人にも同じことがいえます。
こどもの話をじっくりと聞くには
お母さんやお父さん自身がじっくりと話をきいてもらう体験があるといいですね。
身近にそんな人がいるのが一番ですがなかなかそんな人がいないかもしれません。
あるいは身近な人には逆に話にくいこともありますよね。
そんな時はカウンセラーに話をしにきてください。
あなたの話にまずはじっくりと耳を傾けていきます。
話がまとまっていなくても
話やすいとこらから話してください。
相談にきた方の話をじっくり聞いて心の整理のお手伝いをする。
それが、カウンセリングの基本です。
それだけでも、落ち着いて元気になることもあります。
または、それを入り口にしてじっくりと問題や悩みにとりくむ時もあります。
それから、さらに必要な心理療法があれば
相談者の希望をききながらすすめていきます。
子供もお母さんも誰でも
自分の話を気持ちはじっくりと聞いてもらうことはとても大事なことです。
お気軽にご相談ください。
お子様のカウンセリングも可能です。(相談室の場所等、条件はあります)
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美野直子は 今、目の前の問題の解決から心の安定と成長、魂のケア、夢の実現まで
オールサポートの心理カウンセラーです。
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