カウンセリングでおこなうこと
カウンセリングではまず、相談に来た方のお話をていねいに聴いていきます。相談経験と心理学知識の豊富な女性カウンセラーが相談者のお気持ちにしっかりと、よりそいながらお話をうかがいます。自分の悩みを話すことで自分をみつめたり、受けいれたり、心の整理ができてきます。それだけでも落ち着くこともあります。
まとまった話でなくても、話しやすいところから話をしていってください。自分の悩んでいる事が、だんだんはっきりしていくように、カウンセラーがあなたの気持ちを確認したり、別の言葉でとらえなおしたり質問をしたりしていきます。そして、更に、問題を違った視点でとらえることができるかを、一緒に考えていきます。カウンセラーと一緒にこういった時間を過ごすことで、悩みごとが解決していったり
新しい良い流れがおきてきたりすることも多いようです。
カウンセリンぐは カウンセラーが一方的に助言やアドバイスを与える場ではありません。
相談者の方がご自分で問題を解決したり新しい可能性や生き方をみつけていくのをカウンセラーはお手伝いしていきます 。
(ただ直面している具体的な問題に関して、状況の整理を行いながら専門家として、情報提供や解決方法の提案をする事はあります。)
クライエントの方の話を大切に聴いていくという「傾聴」をカウンセリングのべ―スにしていますが、それだけではなく ご希望をうかがいながらその人の悩みやご要望、特性にあわせて、カウンセラーがその時に適切で効果的な療法、技法を取り入れていきます。
取り入れている主な療法です。
- プロセスワーク
- 来談者中心療法
- 認知行動療法
- アサーション
- アンガーマネジメント
- エモーショナル・リ*バース・セラピー
- BCT ボディコネクトセラピィ トラウマケア
- SE ソマティックエクスぺリエンシング トラウマケア
複数の視点からのサポートです
今、悩んでいる現実の問題には、個人の問題と社会の状況の関連もみながら、社会資源の活用も含めての解決をめざします。こころの問題では、こころが落ちつき心が軽く楽になるように、そしてよりよい人間関係がもてたり、いきいきと自分のテーマにとりくめるような心の成長、もめざします。更には「本来の自分が生きている意味に気づく」「夢に現れてくるような深い次元を生かしていく」「魂の傷つきから回復してそのことも力にしていく」という魂のケアの次元のサポートをめざすこともあります。
さらにトラウマのケアには心からのアプローチだけではなく身体への働きかけも大切にするソマテッィクなアプローチも取り入れています。
身体にためこんでしまったストレスのケアを自律神経の調整という視点でおだやかに働きかけます。
具体的な悩みから、もやもやとした悩み、社会の幅広い領域の問題にもかかわるメンタルサポートです。そして、現実の問題から心身の不調からの回復、安定、成長、魂のケアまで深さの異なる(しかしリンクする)複数の次元からのサポートをめざしています。実はすべてはつながっていることが多いのですが。
特色となるアプローチ
プロセスワークの視点・ワークをセッションではいかしています。
プロセスワークとは
「おこっていることをそのことに意味がある。おこっているすべて大切にして、そのプロセスを全うさせることにより
その人が本来、その人らしく生きる流れをとりもどしていくことのサポート」と私はとらえています。一見、症状や問題と見えることの中にもあなたが豊かに生きることへのヒントがあります。 その場合、言葉のやりとりだけではなく、身体の感覚や動きを手がかりにするワークも行うこともあります。夢や夢のような世界も大切にしていきます。
また現実の人間関係に悩んでいる時にはアサーションというコミュニケーションの考えとスキルが、役にたちます。アサーションというコミュニケ―ションの考えをつかい自己表現ができるように、ロールプレイで実際に役立てるようにとりいれることもできます。
その他、生きていれば誰でもうける可能性のあるトラウマには、心と身体のトータルなアプローチも必要と考えて、ソマッテクエクスペリエンシングの身体を通して神経を調整するワークや、エモーショナル・リ*バースセラピーもとりいれています。
最新のトラウマケアのボディコネクトセラピィも開始しています。身体から安心を感じて心も安心を感じるようになりトラウマから解放させていくセラピィです。
安全で効果が早くでるといわれています。
いずれの療法もセッションの流れの中で無理ない流れで取り入れていったり、クライエント(相談者)の方のご了解を得ながらすすめていきます。疑問な点はいつでも尋ねることができます。
医療的な診断や治療はできないので、生活に支障をきたす症状にはまず、医療機関を受診していただきたいのですが 実際に効果を実感をしているアプローチは、無理のない範囲で積極的に取り入れています。もちろん、お一人お一人の状況には充分配慮していきます。