アンガーマネジメントとアサーティブは両方大切です。

私は長い間、アサーティブを学んでそして活用してきました。
アサーティブとは
自分の気持ちを率直に相手にその場にふさわしく伝えていくコミュニケーションの方法です。
自分を大切にしていきますが相手の立場も尊重して対話していきます。

自分をおさえて周りに合わせてしまう人
ノーがいえずに、自分の気持ちをおさえて無理をしてしまう人
そもそも自分の気持ちがなんだかはっきりしない人
にとっては

自分を大切にするアサーティブコミュニケーションをとても役にたちます。

また、相手にいいたいことをいえるけれど
相手ときまずくなってしまう。
相手に反発されてしまう。
という方にも役にたちます。
自分では、いいたいことをいえばいいと思っていても
相手の立場を尊重していないので
相手にうけとめてもらえないので
相手には伝わりません。

アサーティブでは
コミュニケーションのスタイルを3つにわけて考えます。

①受け身型 自分よりも相手に配慮してしまうタイプ
ノーをいえない

②攻撃型  自分の考えだけを大事にする。言い放つ。
相手の立場、気持ちを考えない。

③アサーティブ   さわやかに自分を表現する。
                     自分の気持ちを大切にしながら相手の立場も尊重して相手の受け取りやすい言葉でつたえていく。

3番目の自分も相手も大切に表現していくのがアサーティブのコミュニケーションです。

アサーティブでは、自分の気持ちを大切にしています。
すべての感情を大切にして、でも、相手に伝わるように表現していきます。
しかし、この「感情的でなく、感情を伝える」というのは
うまくいかないことも多いです。

相手の言動に傷つけられた時に
相手から迷惑をうけて怒りを感じている時に
冷静に自分の気持ちを伝えるのはやはりむつかしいです。
思わず 大声になったりきつくいってしまうことになります。
確かに相手には「怒っている」ということは伝わるでしょうが
その「怒り」の感情が強すぎると
「怒り」のもとにある
傷ついた事や、不満に思っている内容、さみしかったことなどのメッセージは伝わらなくなってしまいがち。
何故なら、相手はあなたの「怒り」の強さを感じて
うけとめられないか
反発がおこってしまうからです。

冷静に相手に
「私はあなたの〇〇なことに怒りを感じています」
とか
「その言葉で私はわかってもらえなくて悔しい」とか
自分の怒りの気持ち、なんで怒っているのか、わかってもらいたいことは何か
どうしてほしいかが表現できて伝われば
それはアサーティブな表現ということになります。

どうしたら
感情的にならずに「怒り」を伝えられるかということにヒントをもらえたのが
「アンガーマネジメント」でした。
アンガーマネジメントで
怒りは大切な感情だけれど
問題になる怒りがあること
また、反射的に怒らない方法について学べます。
怒りにくくなり、相手を攻撃する怒り方がへってきます。

そのうえで、
自分の許せないことや、
傷ついたことを
アサーティブにおちついて伝えていくことも大切です。

アンガーマネジメントとアサーティブ、両方学んでいけば
ストレスをためないライフスキルとしては
最強ではと思っています。

カウンセリングオフィスサンシャインでは
アンガーマネジメント
とアサーティブのセミナーを定期的に開講しています。
また、企業、団体むけの研修をおこなっています。
実践的ということで好評をいただいています。
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カウンセリングに アンガーマネジメントとアサーティブをとりいれています。
職場や家庭での人間関係が変わります。

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